断食(=ファスティング)

- update更新日 : 2021年05月21日
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通常食事は、1日3食、30品目、40代女性1.700カロリー、40代男性2.150カロリー、
タンパク、脂質、糖質をバランス良く摂りましょう。
が一般的ですが、断食は、食物を摂らないで、水分だけを摂ります。
 
 
釈迦は、6年間の難行苦行の末、50日間の断食を行い、川のほとりで、
少女スジャータの差し出す乳がゆを食べて悟った。
と言われています。
 
天台宗の千日回峰行の最後に7日間の不眠、断食断水を行う。
 
出羽三山の即身成仏になる過程では、五穀断ちを経て、断食に入り、
穴にこもります。
 
大正時代の大本教の信者で、
「病気治しが出来るようになりたい。
自分が、それに相応しくないなら殺して欲しい。」
と願を掛け、100日間断食し、何でも治せるようになり、
病気で寝ている人のところへ行き、枕を蹴って、
「立てー!」で治った。
 
マクロビオティックの師匠の大森英櫻先生は、1ヶ月の断食を、
ご家族の方も行われていました。
 
かつてチベットでは、病気になったら、1週間断食し、
それでも治らなければ、医師の所へ行った。
 
 
 
昔から宗教や、健康法で、断食は行われていました。
現在でも断食道場は多数有り、医師の在籍する所も有ります。
酵素断食、りんご断食、尿断食、半断食などがあります。
 
 
 
水飲み断食と言われる、一般的な断食は、
1週間断食する場合、全工程3週間かけ、
始めの1週間で、普通食から、菜食、量を減らし、おかゆ、最後は重湯にします。
次の1週間が、本断食で、生水以外口にしません。
最後の1週間は、重湯からおかゆ、菜食、少しずつ量を増やし普通食に戻します。
 
本断食中は、痛み、だるさ、痒い、寒い、などいろんな瞑眩反応(好転反応)、
良くなる為の排毒が出て来ます。
 
日々、だるくて寝ていたいのですが、新陳代謝を良くする為、体操、呼吸法、
散歩、登山、走るなど、できるだけ体を動かした方が、
瞑眩反応を楽に乗り切れ、断食の効果も高く出ます。
 
 
 
マクロビオティックでの断食補助
マクロビオティックでは、瞑眩反応を楽に早く乗り切る為、
肉の毒素が解け出ている時は、紅玉などのリンゴジュース。
魚の時には、緑茶や、大根おろしのスープ。
砂糖や果物の時には、梅干の黒焼き、豆味噌汁。
宿便が出そうで出ない時には、お腹に豆味噌を厚く乗せ、その上でお灸。
など、陽性な症状には、陰性な飲み物。
陰性な症状には、陽性な飲み物を取って、体内で中和し瞑眩反応を軽くします。
 
本断食を始めて3~4日間は食欲との戦いで辛いのですが、
それ以降は脳からエンドルフィン、
エンケファリンなどの麻薬様物質が出て、
ランナーズハイみたいに気持ち良くなる事もあります。
苦しくは無く、多少だるいぐらいで、寒さは普段より強く感じますが、
交感神経部が緊張しているせいか、風邪もひきません。
日によっては、普通に食事をしているのと、
全く変わらないくらい元気な時もあります。
 
 
 
断食の効用は、
食物を摂らない為、内臓の休養、脂肪の消費、
体内に溜め込んだ化学物質や、宿便など毒素の排出。
その結果、ダイエット、疲労回復、内臓機能回復、骨格の修正、病気治癒です。
 
普段食事をしている時は、消化吸収と排泄を行ってますが、
断食中は、食物を消化吸収する必要が無いので、
排泄、排毒により多くのエネルギーを費やすことができます。
それだけ、体が浄化されます。
また、食物の代わりに体の筋肉や脂肪を消費してエネルギーを生み出すので、
体は痩せて、体内に蓄積されていた毒素も排出されます。
筋肉や脂肪層の中には、重金属や化学物質が蓄積されており、
断食でそれらが分解される時に解け出て、皮膚、口から、
また便、尿として出て行きます。
断食で病気が治るのは、体に溜まった毒素を出すからです。
 
普段の生活の中で、化学物質が、
加工食品の酸化防止剤、合成アミノ酸、PH調整剤、
合成保存料、合成甘味料、着色料、
油の中の過酸化脂質、過酸化物価、肉や魚の女性ホルモン剤、抗生物質、
農作物の除草剤、殺虫剤、化学肥料、
缶ビールやアルミ鍋のアルミ、ステンレス鍋や、ステンレスポットのニッケル、
歯の詰め物の水銀、ニッケル、ボンド
など大量の化学物質や、金属が、知らない内に体に入って来ています。
それらが蓄積して、体をおかしくしています。
 
 
 
禁忌事項
断食の本を読むと、「一人では危険ですから、指導者について行いましょう。」
と書いてます。
1日、2日の断食は一人でも大丈夫でしょうが、
7日以上は、貧血や、陰性過多の人は行わない方が良いでしょう。
体力があっても断食中の瞑眩反応や、
復食時、食事を始めてからの、食欲の抑制がきつい時もあるので、
食べ過ぎに注意してください。
1週間の断食後、ラーメンとビールを飲んで亡くなった人もいます。
復食後の油やアルコールは刺激がきつく、
断食できれいになった胃腸は、赤ちゃんの胃腸に近づいています。
離乳食に、油とアルコールをあげるのは良くないと思います。
 
断食道場で、黒糖と葛湯を摂っているところが有りますが、
少量なら元気が出ていいですが、
多く摂ると、急激に高血糖になり、
それを下げようとして、インシュリンが出て、
低血糖になり動けなくなる事が有るので、
摂るなら少量が良いでしょう。
 
断食中、脳の栄養にブドウ糖と思い、白砂糖を摂り続け、
頭がおかしくなった人の話も聞いた事が有ります。
 
 
 
断食体験
初めて20代で1週間断食した時は、体重が7kg減りました。
40代になると基礎代謝が落ちるせいか、
同じ1週間断食しても3~4kgしか減らなくなります。
それでも、本断食2日目ぐらいで、
顔を洗う時、頭蓋骨が小さくなっているのがわかります。
ズボンも日々緩くなり、立った状態でもお腹がへこんできます。
水分を摂り過ぎると、目が落ち込んできます。
自分の体臭が臭く感じる時もあります。
多分皮膚か、鼻の穴の中に毒素が出ているのだと思います。
 
浣腸器のエネマシリンジで洗腸すると、肛門から入れたお湯が、
普段は大腸までしか入って行かないのに、
断食中は大腸、小腸、十二指腸、を通って胃まで来るのがわかります。
感覚が鋭くなり、特に嗅覚が敏感になります。
生ゴミの中の美味しい匂いを嗅ぎ分けたりします。
断食中にデパートの地下の惣菜売り場に行くと、
美味しい匂いの洪水で、クラクラします。
食べないでいるで低血糖になり、思考能力が落ちます。
本断食に入って3~4日間はお腹は減るし、だるいし、ぼ~としています。
できれば、ずーと寝ていたいと思います。
でも仕事はハードな肉体労働でなければできます。
以前断食中、昼働き、夜2~3km走っていました。
その方が効果が早く出ます。
最近は、朝約5km歩いている時もあります。
 
断食を終了し食事を始めると、体が軽く、痛みがなく、頭がさえ、
味覚、聴覚、触覚など感覚が鋭く、診断能力が上がっているのを感じます。
食事を始めて1週間ぐらいは、瞑眩反応の続きで、体に違和感を感じますが、
それ以降はなくなります。
体全体がはっきり良くなっているのがわかります。
 
 
今まで1週間の断食を、年間0~4回行ってきました。
平均2回として、7日間×2回×30年=420日
行わない年もあったので、
少なくとも合計1年分ぐらいは断食してると思います。
 
半年に1回行えば、断食中は楽ですが、
1年以上空くと、排毒反応のせいでしょうが、だるさが強くきつくなります。
出来れば、年間2回は行いたいと思っています。
行うと、はっきり体が良くなるのですが、
体が悲鳴を上げない限り、食欲に負けて、
のらりくらりとしてしまいます。