鉄 Fe
- update更新日 : 2021年05月21日
folder未分類鉄分不足かも知れないと思い、
鉄瓶、鉄鍋、スキレット、鉄のフライパン、てつまる、
を使い始めて約4か月、
を使い始めて約4か月、
この冬、寒いと感じることがあまり無くなりました。
「寒いですね~!」と言われ、「そうですね~」でなく、
「そうなんだ~?」と思ってしまい、
こんなに、寒さに対する体感が変わるんだ、と驚いています。
院で使っている鉄瓶
赤血球のヘモグロビンの中の核が鉄です。
鉄が体内にしっかり有ると、赤血球が元気になり、
赤血球が肺で酸素をしっかり取り込み、体のすみずみまで運び、
二酸化炭素を排出してくれます。
女性は生理で、毎月赤血球・鉄が出て行くので、
ほとんどの方は、常に意識的に鉄を取った方が良いです。
(鉄過剰の人もいます。)
鋳物鉄鍋
貧血の時の鉄剤は、効果が出るのに1~2か月かかるようです。
鉄の調理器を使い始めてから、
結果が出るまでは2~3か月かかるかもしれません。
血液検査で鉄欠乏性貧血だったり、フェリチンが少ない場合も、
調理器を鉄にすると良いです。
鉄鍋の鉄は、野菜や卵などと同様に体内に吸収されにくい非ヘム鉄です。
しかし体内に入ると、吸収されやす二価鉄に変わるのである。
「貧血・低血圧 ホントなの、ウソなの」服部かおる著 より
鉄鋳物スキレット
「鉄欠乏タイプの症状」
冷え性、寒がり、首肩こり
立ちくらみ、めまい、耳鳴り、音に敏感
頭痛、頭重になりやすい
くよくよ思い悩む、憂鬱な気分が長く続く、うつ
睡眠のリズムが乱れて寝起きが悪くなった
夜中に目が覚める
力が弱くなった、よくアザができる
爪が反っている(スプーン爪)
のどに不快感(つかえ感)がある
嚥下障害(のみ込みにくい)
階段を上ると疲れる、疲れやすい
夕方に疲れて横になることがある
顔面蒼白、狭心症に似た胸の痛み
口角炎、舌炎
氷を食べる
生理前に不調になる
生理の出血量が多い
左から、鉄卵薄型、鉄卵(中の上)、てつまる(中の下)、南部鉄偶
4種類とも鍋、炊飯器、ケトルの中に入れて鉄分補給の為に使います。
ヘモグロビン
血液は、赤血球、白血球、血小板、
体内の鉄のうち、60%が赤血球の中のヘモグロビンに組み込まれて在り、
30%が貯蔵鉄として肝臓細胞や網内系マクロファージに存在します。
ヘモグロビンの特徴
赤色素であるヘムを持っているため赤色をおびている。
ヘムの鉄原子に酸素が結合し、血液中を通って各組織へ運搬する。
ヘモグロビンの低下は酸素運搬能力の低下を意味します。
貧血=ヘモグロビン低下=低酸素 です。
貧血は、ミトコンドリア内のヘム低下、ヘモグロビン低下により、
エネルギー産生が低下する病態なのです。つまり元気が出ない。
低酸素で一番影響を受けるのは、一般的に脳です。
理由は臓器重量あたりの
酸素消費量が極めて多いからです。
貧血でもっとも出やすい症状は「うつ」です。
血清フェリチン
血液検査で調べることができる生体内貯蔵鉄量
鉄の調理器は、重くて、さびるので使いにくいですが、
使っただけの効果はあるようです。