洒水(しゃすい)の滝

- update更新日 : 2021年05月21日
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4-1 262 350 syasui takizennkei sukosihanarete 2009.10.14 004.jpg洒水の滝

滝壺
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神奈川県足柄上郡山北町の洒水(しゃすい)の滝です。
「日本の滝百選」に入り、滝は、三段からなり、
一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29m、合計114mになります。
 
嘗て、丹沢の修験道の導師と共に、田中角栄、小佐野賢治。
滝行の行者、金井南龍。新興宗教の教祖。
神道、仏教、修験道などの方々が入っていました。
 
数年前10月から翌年の3月まで、滝行のベストシーズンに通いました。
富士山が近くに見え、とてものんびりした良いところです。
空手の道着に着換えた後、寺の掃き掃除をし、
無事に行が出来る様に祈願し、
滝不動尊(不動明王)に日本酒と塩と線香とローソクを供え、
滝に通じる道を掃き掃除し、滝壺に入ります。
 
10月はまだ水浴び気分で、気持ち良いですが、段々寒くなってきます。
初めの数回は、水に足が入るだけで、全身震えますが、
何回か入っている内に慣れて、震えなくなります。
 
足場に大小の石が転がっていて、こけそうになるのと、
水圧で前に倒れそうになるのを防ぐ為、杖を持って入ります。
 
滝に打たれながら、般若心経を唱えたり、
滝と一体になったと感じたら出ます。
時間は、2~5分を何度か繰り返します。
納得出来たら止めます。
 
冬に60分打たれる人もいるそうですが、
体が寒さで硬直して、動けなくなる事が有るみたいです。
 
何度入っても、寒さには慣れず、水から出た後は顔が引き吊ってきます。
帰り道、濡れた道着が寒く、全身固まってきますが、
腹筋に力を入れっぱなしにしておけば、何とか成ります。
昔から続いているだけに、
エネルギーが高まるのを実感します。
今は安全の為、滝壺までは、行けないようになっているみたいです。
 
他には、
禊の行法を体系化し、組織的に行なった川面 凡児(かわつら ぼんじ)が創立した
稜威(みいづ)会で、約20年前、千葉県館山市で、4泊5日の寒禊を1月の海で行いました。
1日2回の寒中海禊と、祝詞奏上、「アマテラスオオミカミ」連呼、玄米菜少食。
 
 
神道系宗教法人 真の道で、奥宮が有る高尾山で滝行。
山の中の小さな滝です。
大寒の日に信者が何百人も一人ずつ滝行するのを、
教祖は寒い中、行着で最初から最後まで、
見守っているは大したものでした。