金属アレルギーで
アトピー性皮膚炎、湿疹、痒み、掌せき膿胞症、接触性皮膚炎、扁平苔癬、脱毛症、
頭痛、首肩こり、偏頭痛、鼻づまり、目の重み、
腰痛、腹痛、背痛、股関節痛、足の痛み、冷え性、
口内炎、歯肉炎、口唇炎(こうしんえん)、舌炎、舌痛症(ピリピリ感、灼熱感、圧迫痛)
電磁波過敏症、物忘れ、言葉が出てこない、頭重、不眠、うつ
不安感、イライラ
等が出ている方が居られます。
アトピー性皮膚炎の方の25%は金属アレルギーと言われてます。
金属が多く付いている方ほど、首が固く凝っています。
歯に付いている金属が原因の場合が、かなりあります。
歯の金属は、詰め物(インレー)と、かぶせ物(クラウン)が有ります。
詰め物(インレー)は、保険で、コンポジットレジンに換えれます。
かぶせ物(クラウン)を保険で金属以外に換える時は、条件が有ります。
上下左右奥歯のかぶせ物(クラウン)の金属を、保険で白いcad/cam冠(レジンとガラス製、約5.000円/本)
に換えることが出来ます。
但し、左右上下の親知らずの手前の歯(合計4本)だけは、皮膚科で歯科金属のパッチテストをして、
陽性反応が出れば、「金属アレルギー」として、保険でcad/cam冠が使えます。
陰性反応なら、cad/cam冠は保険適用にならず、実費になります。
その場合、ジルコニア(約10万円/本)など、金属を使用してないかぶせ物(クラウン)を選んでください。
詰め物(インレー)、かぶせ物(クラウン)、金属の土台、金属の心棒を外して、口の中に金属が無い状態が1番良いです。
ブリッジもcad/cam冠が有ります。
入れ歯は、実費になりますが、金属の使用されてないノンクラスプ、コーヌスクローネが有ります。
「金属アレルギー」の証明を取る方法
皮膚科で歯科金属のパッチテストをして、
アレルギー反応が出て、
「金属アレルギー陽性(=金属アレルギーである)」
と証明書か、診断書を書いてもらう。
歯科で金属の歯を、保険の白いものに換える方法
金属を、保険の白い歯に換える事を行っている歯科探し
インターネットで、住んでいる所や、会社の近くなど、行きたい歯科の地名 と CAD/CAM冠 で検索してください。
(CAD/CAM冠が、金属アレルギー対応の保険の効くプラスチック+セラミックの歯です。)
上石神井なら、上石神井 CAD/CAM冠 で検索すれば、CAD/CAM冠を取り扱っている歯科のホームページやブログが出て来ます。
もしくは歯科に電話して、
『「金属アレルギー陽性」の皮膚科の証明書(診断書)を持っていますが、
保険で金属を白いものに換えれますか? CAD/CAM冠は取り扱っていますか?』
と聞いて、出来る歯科を探してください。
(毎年保険適応の内容が変わるので、保険で出来ることを知らなかったり、
保険で出来る期間は終わった。と言う歯科があるから。)
歯科が見つかったら、「金属アレルギー陽性」の証明書か、診断書のコピー2枚(歯科と技工士用)
を持って行って、歯を換えてもらってください。
歯科治療の際、出来るだけ、金属の土台(メタルコア)を外し、心棒を外して、代わりにファイバーポスト(グラスファイバーとレジンを使用した歯根に立てる土台)を入れ、メタルフリー(=金属無し)にするように歯科に伝えてください。
少しでも金属が入っていたり、金属が、歯やCAD/CAM冠等におおわれて、唾液や血液に触れない状態でも、口の中に入っていれば、人によってですが、アレルギー反応は出ます。
歯科金属除去をしている最中や、除去後2~3か月は、アレルギー反応が強く出る方も居られます。
人によって違いますが、歯を換えて、早ければ2~3週間、長ければ2年、体内に残った金属が排出されるに従って、徐々に症状が消えていきます。
歯科金属パッチテスト
パラジウム Pd
金 Au
銀 Ag
銅 Cu
インジウム In
皮膚科に行く前に電話して、
「歯科金属(パラジウム、金、銀、銅、インジウム)のパッチテストをしてますか?」 と聞いてください。
皮膚科で、パッチテストをしてなかったり、
してても歯科金属は扱ってなかったりするので。
5種類全部出来なくても、出来るだけでも良いです。
部分入れ歯を、残っている歯に固定するためのメタルクラスプ(留め具)は、
ステンレスがメインです。
ステンレス=鉄(Fe)、クロム(Cr)18%、ニッケル(Ni)
なので、メタルクラスプを付けている方は、
この3つをパッチテストに加えてください。
パッチテストは、皮膚科で検査金属を張り付けて、
その48時間後つまり2日後に再度皮膚科に行き、
貼り付けたのをはがし、
アレルギー反応が出ているかどうかチェックします。
赤とか茶色とか反応が出ていれば、
金属アレルギーが「陽性」。出ていなければ「陰性」。
反応が出ている=陽性であれば、
「金属アレルギーです。」という「証明書」もしくは、「診断書」
を皮膚科で書いてもらいます。
皮膚科によっては、
判定は2日目(48時間後)と3日目(72時間後)の3回行うところもあります。
費用
5種類で検査1.500円、証明書500円、合計約2.000円です。
目的は金属アレルギーの証明を手に入れることですから、
これで十分です。
種類が多くなると高くなります。
17種類で1.5~2万円。
汗をかくとパッチがはがれ易くなるので、パッチテストが出来るのは、夏以外の時期です。
歯の修正材料
歯の金属の85%は、〈歯科鋳造用12%金銀パラジウム合金〉 で、
金12%、パラジウム20%、とJIS規格で定められ、銀50%前後、銅20%前後、
その他インジウムなど数%が含まれています。
保険治療の詰め物(インレー)や、かぶせ物(クラウン)などの〈銀歯〉です。
「金属アレルギー」だと証明されなくとも、、
保険で、歯に付いている金属を外して、金属でない白いかぶせ物(クラウン)に換えれますが、
奥歯に関して、条件が合えば奥から3番目だけ保険が使えますが、
奥から1番2番目は使えません。
奥歯に、かぶせ物の金属(クラウン)が付いているなら、
「金属アレルギー」の証明を取った方が良いです。
白いかぶせ物(クラウン)は、実費だと、
ハイブリッドレジンCAD/CAM冠で、1本約2万円、
セラミックや、ジルコニアで、1本約7~10万円です。
保険だと、ハイブリッドレジンCAD/CAM冠で、1本5.000~9.000円
一番良いのは、ジルコニアです。
保険の白い歯は、
コンポジットレジン — 歯科用プラスチック
ハイブリッドレジンCAD/CAM冠 — レジンとセラミックスの混合
CAD/CAM冠(ハイブリッドセラミック、ハイブリッドレジン)、ブリッジ の保険適用について
➀ 2014年4月に小臼歯用で適用
2014年(平成26年)2月12日
中央社会保険医療協議会(健康保険制度や診療報酬の改定などについて審議する厚生労働相の諮問機関)
P56 先進医療の保険導入➀ [算定告示]
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000039903.pdf
② 2016年4月に歯科用金属を原因とする※金属アレルギーを有する患者に関し、
医科の保健医療機関又は医科歯科併設の医療機関の医師との連携のうえで診療情報提供
(診療情報提供科の様式に準じるもの)に基づく場合に限り大臼歯に適用
※保険適用には医療機関で金属アレルギーと診断され歯科医院受診の際は診療情報提供書が必要。2016年(平成28年)3月4日 保医発0304第3号 厚生労働省保険局歯科医療管理官
P16 M015-2 CAD/CAM冠 (2)
https://www.nichigi.or.jp/site_data/nichigi/files/5santeihouhou2.pdf
➂ 2017年12月1日 上下顎両側の第二大臼歯が全て残存し、
左右の咬合支持がある場合に限り、下顎第一大臼歯(奥から2番目の歯)に適用
2017年(平成29年)11月30日 保医発1130第1号 厚生労働省保険局歯科医療管理官
P3 別添1 ー 3 - (2)イ ロ
https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/shikoku/iryo_shido/documents/291130_1.pdf
P3 別添1 ー 3 - (3)金属アレルギーは大臼歯に適応
「 ブリッジ 」
➀金属アレルギーを有する患者(医科からの診療情報提供
に基づく場合に限る。)に対する、臼歯1歯の中間欠損に対して、臼歯の支台歯2
歯とポンティック1歯のブリッジに使用した場合に算定する。
(グラスファイバーとコンポジットレジンを使った臼歯3歯ブリッジに適用)
2018年(平成30年)1月31日 中医協 総-1-1
医療機器の保険適用について(平成30年4月収載予定)
P16
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000192797.pdf
平成30年3月5日 平成30年度診療報酬改定の概要歯科
厚生労働省保険局医療課
P81
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000203139.pdf
②高強度コンポジットレジンブリッジの診療に対する基本的な考え方
歯科技工士会
千葉県歯科技工士会
http://blog.chigi.or.jp/?eid=38
大阪府歯科技工士会
https://www.daishigi.org/?p=3369
歯・金属アレルギーに関係する 本
「歯科治療に潜む致命的な危険性」
歯の詰め物などの歯科材料、インプラント、根管治療など歯科治療における知られざる危険性
ハル A.ハギンズ/共著 ホメオパシー出版 2013.2
「口の中に毒がある」 その安全な除去法と健康回復 アマルガムについて
釣部 人裕/著 ダイナミックセラーズ出版 2013.1
「本当に怖い歯の詰め物」 誰も知らなかった病気の原因 アマルガムについて
ハル・ハギンズ/著 ダイナミックセラーズ出版 2012.12
「その銀歯がメタボと心臓病の原因だった」
マイケル ジフ 、 サム ジフ ダイナミックセラーズ出版 2012.12
P220 ステンレス・スチール(ニッケルを含む)が使用された部分入れ歯を口中に装着すると不整脈が起こり、それを取り出すと消失すると言っている人がいます。
P237 耳鳴りは口中の金属の除去により完全に解消する可能性の大きい症状です。(訳者もすべての金属の除去後、にいにい蝉の鳴き声がなくなりました。)
P246 各種の重金属が口中で起こす電気が原因である各種の病気は、それらが口中から取り去られると直ちに改善・完治する可能性があります。
この種類の症状や病気には片頭痛、三叉神経痛、顎関節痛、耳鳴り、頭・手・足などの振戦(震え)、顔その他のびくつき、口中で電気が走る苦痛、体のどこかで電気が流れる感じが有ります。
P247 症状や病気が長い間良くならない場合、後述の七「根管治療」と、八「歯槽骨中の空洞」に書かれている微生物とその出す排泄物が原因となっていることもあるようですので、これらを解決する必要が有るかもしれません。
「口の中に潜む恐怖」 アマルガム水銀中毒からの生還
ダニー・スタインバーグ/著 山田純/訳 マキノ出版 2002.6
「歯科アレルギーNOW」 疾患の基礎と臨床のエッセンシャル
この一冊で「歯科アレルギーのすべて」がわかります。
海老原 全、松村 光明、原澤 秀樹、北崎 祐之 デンタルダイヤモンド社 2016.4
「見分けて治そう! 歯科金属・材料アレルギー」
高 永和 (著, 編集), 高 理恵子 (著, 編集), 荒島 由枝 (著), & 6 その他 クインテッセンス出版 2015/2
金属アレルギーの写真が豊富、アトピー、脱毛、ピアスやネックレスによるもの
「Dr.菊池の金属アレルギー診察室」
菊池 新/著 東京堂出版 2012.4
P87 パラジウムは、医療保険が適用される歯科金属の80%以上を占めています。
最近の統計では、日本の人口の約5~10%がパラジウムにアレルギーがあり、女性にやや多い傾向があります。
さらに厄介なことに、パラジウム陽性患者の約90%は、ニッケルにもアレルギ-を持つことが報告されています。
P171 入れ歯のプラスチックの中に完全に埋め込んだ金属を外したら、治った。
「金属アレルギーと歯科治療」 吉川 涼一/著 現代書林 2007/11
P86 部分入れ歯をしている人が金属アレルギーの場合 --- 「ノンクラスプデンジャーにする」
入れ歯を固定させる為の「クラスプ」と言う金属性のバネやワイヤーの代わりに、弾力性のある特殊なレジンで、
歯や歯茎のくぼみを利用して入れ歯を固定する方法です。 (健康保険の適用は有りません。)
P114 歯科金属から溶け出してくる金属イオンが体内に入ることによって、さまざまな慢性的な症状や体調不良が起こっているのではないか。
難治性のアトピー性皮膚炎の原因は、歯科金属ではないのか。
メタルフリーにしたときに患者さんの慢性病が、急速に改善して治ってしまった。
「GPのための金属アレルギー臨床」
井上 昌幸 、 中山 秀夫 、 松村 光明 デンタルダイヤモンド社 2003.4
P8 ニッケル、クロムによる全身の湿疹と掻痒感
P10 水銀による掌蹠膿疱症
P12 ニッケル、コバルト、スズ、亜鉛によるアトピー性皮膚炎および蕁麻疹
P14 金、パラジウム、クロムによる掌蹠膿疱症
P16 スズ、亜鉛、マンガンによる口内炎(口の中が痛い)
P18 ニッケルークロム合金対異種金属間のガルバニー電流による舌痛症
P20 特異的な臨床像を呈する水銀による全身性接触皮膚炎
P22 ニッケルによる口内炎、口周皮膚炎
P24 水銀による難治性貨幣状湿疹
P149 主要歯科用合金とセメントの成分組成表
「全身歯科」 口から始まる全身の病気
マーク・A・ブレーナーDDS 著 山田勝巳 訳 恒志会 2013.12
アマルガム、水銀の解毒、根管治療の害、抜歯後の穴キャビテーションは雑菌のたまり場所、フッ素の害、EAV ———- とても良い本です。
「虫歯から始まる全身の病気」 隠されてきた「歯原病」の実態
ジョージ・E.マイニー/ マイニー,ジョージ E. 片山恒夫/監修 恒志会刊行部/訳
恒志会 農山漁村文化協会 2008.6 「金属アレルギーをまなぶ」 メタルフリー治療へのファーストステップ
服部正巳 編集 2018年06月16日 永末書店 B5判 112頁 5,940円(税込)
パッチテスト、ノンメタル治療、金属アレルギ-Q&A、歯科鋳造用金属の成分表等
新しいこの本が一番良い。
(症状)頭痛、頭重、首・肩こり、思考低減、吐気、めまい、下痢など
今年2018年3月より、通院・治療を受けている42才、会社員、男です。
2010年頃より、8年間にわたり、上記の症状による体調不良に悩まされ続けました。
これまでも複数の医者(内科、外科、心療内科など)やペインクリニック、整体に通いましたが、いずれも原因がわからず、処方された薬で、耐えつつ、やり過ごす辛い日々が続いていました。
しかし、カジハラ治療院に通院させていただいてからは、約3か月ほど経った現在、諦めかけていた、これら体調不良は、これまでになく劇的に改善され、身体は極めて楽になり、自分自身とても驚いています。
何より幸いであったのは、特定する事が出来なかった原因、要因を初回の治療時、「金属アレルギー」と診断いただいた事です。
早速アドバイスに従い対応したところ、その処置直後から、とてもつらかった肩・首こりが殆どなくなりました。
以降は、日に日に、自身の体調が良くなっていくことがわかり、通院させていただくことが、楽しみになっているぐらいです。
今後も是非継続的に通院させていただき、完全な体調改善をしたいと思っています。また、生涯通うことができる治療院に出会えたことに心から感謝しております。カジハラ先生、本当にありがとうございます!今後とも宜しくお願い致します‼
※施術効果には個人差があります。
左股関節が痛くなり、地元の整形外科、整骨院に通いましたが、全く改善しなかったため、友人に紹介され、カジハラ先生のもとに訪れました。
初めての診療で、「口の中を見せて」と言われ ???
数十年前に治療したままの歯の詰め物にアマルガムが使われており、それが痛みの原因の一つでもあるとのでした。その時アマルガムと言う言葉を初めて聞きましたが、水銀の入った怖い物質であることを知り驚きました。
本当に股関節痛の原因と歯の詰め物が関係しているのかと半信半疑でしたが、早速歯科医院で、右2本、左3本、計5本の歯を詰め直す治療をしました。
1ヶ月以上かけて歯の治療を終えた数日後、自分の体調が良い事に気付きました。私は以前から 疲労感 倦怠感 頭痛などに悩まされていましたが、更年期や貧血のせいだと思いあきらめていました。それが歯の治療後、自分でも不思議なほど元気になり、体調不良の原因はアマルガムであると確信しました。
股関節は、アマルガムの毒がたまりやすい場所との事ですぐには良くなりませんでしたが、何度か通ううちに確実に改善に向かっています。
カジハラ先生は体をトータル的に見て、不調の原因がどこから来るものなのか根本的な治療をしてくれます。日常生活での食事、運動のアドバイスもしてくれます。
最初は股関節の治療で通い始めたのですが、何回も通っているうちに、体のバランスが整っていく感覚があり、体全体の調子が良くなってきました。家から遠いので最初はちゅうちょしましたが、今では本当に良かったと思っています。先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
※施術効果には個人差があります。
歯の金属を全部外してレジン(白い歯科用プラスチック)に換えたら、1ヶ月で血圧が下がった。
150~90(銀歯あり)→ 130~70(レジンに換えて、1か月後)
2018年 6月9日、右上の奥歯に、10~20年はあった最後の銀歯を取りました。
型を取って保険適用の詰め物(レジン)へ交換しました。(6/30)
7月10日から、血圧の上 130、下 70 と下がりました。
他の歯はすべて銀歯は入れてません。(それまでは、150(上)90(下))と高めの日も多かったのです。
※血圧を下げる薬は飲んでません。
※施術効果には個人差があります。